こんにちは、現役看護助手のちりです。
こちらをご覧を皆さんは「看護助手」のキーワードで検索をしたことがあると思うのですが
看護助手で検索をすると他の人はこちらも検索…の中で
「看護助手 仕事 きつい」 というキーワードも目にしたことがあるのではないでしょうか。
ぶっちゃけ…って思いますか?
こちらの記事では看護助手の仕事がきついと思っている人に
わたしが実際にきついと思っている部分や、その解決のためにしていることをお伝えします。
看護助手の仕事がきつい理由は3つある
看護助手として実際に常勤(フルタイム)で働いてそろそろ2年になりますが
きついな~と思った部分が主に3つありましたので以下でシェアさせていただきますね。
看護助手は仕事上の人間関係がきつい

看護助手にかぎらず、人間関係はどの仕事においても要になってくると思います。
わたしがきついな…と実感したことは一緒に働く、一部の方の言葉づかいの荒さです。
みんながみんなって訳ではありません!笑
中にはそういう方もいる、という意味ですが始めは「わたしのことが嫌いで意地悪してるのかな?」と勘違いしたほどです…
勘違いも解消されないままだとだんだんコミュニケーションを取るのが怖くなることもありますし
必要なコミュニケーションすらできていないと業務上のミスにもつながりかねません。
また、コミュニケーションと言えばあいさつから始まるものだと思っていましたが
あいさつをしてもスルーされる事が多々あり、新人のころはなかなか心が折れました。笑
ただ、これには理由があったので分かった今となっては気にしてはおりません。
看護助手の仕事そのものがきつい

看護助手のきつさ、二つ目に仕事そのもののきつさを挙げていきたいと思います。
例えば看護助手でも病棟勤務でしたら入院患者さんのお世話が業務内容になりますが
お食事やお着換え、お下のお世話をします。
ちなみにわたしの勤務先は病棟あれど患者さんは自立した方ばかりなので
前途した業務は存在しません。
ただし消化器系のところなのでお通じにお悩みの方がいらしたら
摘便の介助に入ることはあります。
摘便とは指を入れて便を排出させる医療行為ですが
勤務するまではお下のお世話=おむつ交換としか思っていなかったため
初めて介助に入った日はショックでナースのママ友に泣きついたほどです。
今では「摘便!」と言われたら平常心で支度をして介助にあたり
介助後は患者さんの誘導や部屋の換気をしていますので慣れるものですね…
あとは勤務先によっては様々な業務を兼任しますので単純に覚えることが多いです。
勤務中にメモを取り、帰宅してからそのメモをまとめて次にはメモを片手にできるようにすることは必須!
わたしの勤務先は病院の規模が小さいこともあり
外来業務から内視鏡検査や手術の流れ、そのほかに発注やコピー取り、掃除洗濯まで覚える必要がありました。
もちろんひとつずつ教わっていきますが
次の業務を初めて教わるときは、前の業務を忘れてしまわないか心配になったものです。
【看護助手は激務】勤務シフトがきつい

勤務シフトがきつい、というのは常勤(正社員)の方に当てはまりそうです。
きつさの最もなところは5連勤、6連勤があることや夜勤が含まれることではないでしょうか?
わたしの勤務先で看護助手は夜勤をしませんが
5(6)連勤はあるのでだんだん体力的にきつくなっていきますね…
基本的に勤務中はずっと立ちっぱなしですし。
あと常勤の方だとシフト制なのでお休みが不定休なところもありますね。
クリニック勤務でしたらその限りではないと思いますが。
特に希望を出さなければ土日勤務は当たり前…
お子さんが小さいと土日の預け先の確保は必要と思われます。
わたしは小学校低学年の子供がいますので
土曜日の学童や日曜日の児童館にはかなり救われています!
【私の体験談】看護助手でつらかった時期から得たきづき

看護助手として仕事をするにあたってつらかったことはたくさんありますが
なんでつらかったかと言えば、仕事で自分が求められているレベルに達していなかったからだと思っています。
新人のうちは仕事ぶりが未熟で当然ですが
そこで萎縮してしまうと、そのあたりのメンタルの弱さは容赦なく看護師に突かれるように感じました。
わたしの勤務先では医師から看護師、看護師から看護助手に注意を言われることが多いので
看護師との関係は医師とのそれより大切です。
未熟なうちは、そして萎縮しているのも伝わってしまう間は嫌味を言われたり
キツい言われ方をされたり…
また、看護助手の先輩には「何かあったら何でも話してね」と声をかけてもらえたから素直に
「看護師の〇〇さんにこんなことを言われた…泣」と打ち明けたら
「それは受け流してくれない?!」
の一言で済まされたりしました。
(それができないから打ち明けてるのに…)
それでもいちばん大変だった時期は入職半年までで
その後もゆるやか~に大変さがほぐれて仕事上のコミュニケーションがスムーズになっていきました。
毎日働いて実感したのはいつかは周りから戦力のひとりとして認識されるときが来ること、
そして認識されると業務もコミュニケーションも流れるように進んでいくことです。
もちろん業務は患者さんありきのことなので予想外のことも発生しますが
それも一緒に乗り越えて、その大変さも共有できる一体感を得ることができてきています。
「一緒に乗り越えた」ということを数多く経験しているから
大変と言われている仕事でも前向きに頑張れるように思っています。
まとめ
看護助手の仕事でもきついの筆頭に来るのは人間関係!
幸いいじめのない職場ですのでそういう人もいる、と受け入れていくことや言葉遣いで傷ついても
愚痴を聞いてくれる人に話をしたり、極力流すことで環境に慣れていくことができました。
流す、というよりかはそんなときほど目の前の作業に全集中することです!
また40半ばで看護助手になったわたしとしては、業務の多さに
いくつになっても勉強が必要なことをひしひしと感じています…
勤務後に家で眠い目をこすりながらメモをまとめたり
聞きなれない医療用語がでたら調べて次は自分でも言えるようにしてみたり。
シフト勤務は体力勝負ですので
これまで以上にストレッチや軽い筋トレなど、体に気を使うようにもなりました!
お子さんが小さいうちは両立も楽ではないかもしれませんが
休日の預け先の確保や家族の方などと連携を取ることで乗り切っていけますよ。

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